サターンで一番遊んだゲームでございますか。
「デビルサマナー」…、「ヴァンパイア ハンター」…、
いろいろございますなァ…。
ただ――たった一つだけというのならやはり…、
「機動戦艦ナデシコ The blank of 3years」でございます。ってなわけで、昨日の日記で軽く触れましたので、
せっかくだから旧サイトで書いた紹介記事を再録してみました。
たかがキャラゲーと侮るなかれ、
これぞ数あるサターンのキャラゲー、ギャルゲーの最高峰にして、
あの「街」に次ぐ名作サウンドノベルなのです!

物語はTVアニメ版のラストシーン直後から始まります。
火星からボソンジャンプした際、突然ナデシコ艦内に現れた
謎の人物が本作の主人公です。
目を覚ました時、全ての記憶を失っていた主人公ですが、
その胸ポケットには本編13話に登場し、
木連兵器のボソンジャンプに巻き込まれて戦死したはずの少女、
”イツキ・カザマ”の写真が…。

このゲームは失われた主人公の記憶、そしてイツキの存在を軸に、
TV版と映画を繋ぐ空白の3年間の物語を描いたものです。
…といっても、まぁ基本は
お目当てのナデシコクルーとラブラブに!というのが目的ではありますが。
さて、このゲームには特徴的なシステムが二つあります。
一つは”人格マトリクス”。

選んだ選択肢によって人格マトリクス画面
(上写真参照)の
ポインターの位置=主人公の性格が変動し、
それに対応してシナリオ展開や攻略対象ヒロインが変わるというものです。
そしてもう一つが
ある意味本作最大の目玉である
”熱視線タイムイベント”!!
これはシナリオ内の特定のポイントで発生し、
制限時間内にボタン連打でヒロインに熱い視線を送ることで…、
デレさせて好感度を上げるという「おバカなイベント」
(ルリ・談)です。
しかしながらコレ、相当気合いを入れて連打し続けないと
デレ状態にまで持っていけないうえ、
かといってあまりに連打が激しすぎると
主人公が立ちくらみを起こしてタイムロスになってしまうため、
その軟派なイメージとは裏腹にかなり難易度が高かったりします。
ちなみに基本、熱視線を送る場所は相手の目ですが、
胸を見つめても反応が返ってくるので一度はお試しあれ。
まぁ結果は言わずもがなですが。そうそう、忘れてはいけません。
既読スキップやバックログといった、
ノベル系ゲームに必要不可欠なシステムはもちろん全て揃っています。
本作はシナリオの都合上、
少なくともTV版「ナデシコ」は全話見ていないと
楽しめるものではないでしょう。
ちなみに映画の方は見ていなくても割と大丈夫。無論、見ていた方が楽しめるけど。が、サウンドノベルとしての出来の良さもさることながら、
原作の脚本家が手がけた「ナデシコ」のノリそのままのシナリオは
正統な「ナデシコ」の続編として完璧に通じるほど。
まぁシナリオによっては映画と繋がらなかったりもしますが、映画版アキトの扱いを思うとむしろそっちの方が良い気が。サターンを持っていて、かつ、
アニメ「機動戦艦ナデシコ」を少しでも面白いと感じた方には
是非ともプレイしていただきたいゲームですね。
今からソフトを入手するのも大変そうだけど…。
全くもって話は変わりますが、
ついに今夜からアニメ「みつどもえ」が放映開始ですよ!
明日は休みとはいえ、開始時間がAM3:20から
(さらにW杯が延長の場合はずれ込む恐れあり)と遅いのが
ちと厳しいですが、せっかくの初回ゆえここはリアルタイムで視聴するつもりですよ。
とりあえずはうっかり前々番組の「けいおん!!」を見てしまわないよう気をつけないと…。
まだ録画消化できてないの。
posted by アイオリアP at 23:48|
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